2021年10月 ピンクリボン月間。 何も行うことができなかったので、贖罪のため昔の写真を掘り起こし記事にします。
ピンクリボンウォーク2019にて、ピンクリボンアドバイザーのボランティアスタッフとして、会場運営に参加していました。 参加者の対応が落ち着いてきたのでブースを見学していると、Canon製のマンモグラフィ搭載バスの見学&体験会が行われていました。 男性でもマンモグラフィ検査の体験ができるということだったので、体験してみることにしました。
マンモグラフィとはなんぞやという方のために、簡単に説明します。 これは乳がんの早期発見をするために生まれた、おっぱい専用レントゲン撮影マシーンです。 乳がんによって発生した石灰化された細胞を検出することで、間接的に早期の乳がんを発見することができます。 (石灰化された細胞があるイコール乳がんがあるというわけではありません)
キヤノンメディカルシステムズ製マンモグラフィ
そして、検査の際に、おっぱいを板で圧迫して、薄く伸ばした状態にする必要があります。 検査した人の話を聞くと、とても痛かったという人や、全く痛く無いという人がいたので、実際にどの程度の痛さなのか気になっていました。
それでは体験開始!
無いおっぱいを必死に広げる検査技師。
男性とはいえ、乳腺が全く存在しないというわけではありませんので挟めます。 痩せ型ではありますが、なんとかおっぱいを挟むことに成功しました。
おっぱいが挟まったと思ったら、すぐに圧迫が始まりました。 強さは120Nほど。 これは地球上で水を入れた2Lのペットボトルを6つ分の荷重が、おっぱいに集中してかかることになります。
……
これは痛い。
とはいえ、激痛というわけではなく、撮影が終わるまでの数分は我慢できるくらいの痛みでした。 強く挟まれるというのは日常的にあまり無い痛みの種類かもしれないので、人によって受け取り方が変わるのかなと感じました。 検査技師さんの話によると、痛さは検査技師の腕や、生理周期などのパラメータによって決定されるようです。 おっぱいのサイズよりも、生理前や生理中、排卵期などで張っている場合に痛くなる傾向が高いため、生理後に乳房が柔らかくなっているタイミングで検査することが推奨されています。
次に、左のおっぱいを別の角度から圧迫してみました。(右のおっぱいが皮膚が圧迫により赤くなっているのがわかるでしょうか?) マンモグラフィは通常、撮影角度を変えて2方向から撮影します。 なぜ別の角度から撮影するかというと、今回の体験でその理由がようやく実感できました。
左のおっぱいを斜めに体に沿った角度で抑えています。 このような形でおっぱいを挟むと、脇の方のリンパまで挟むことができます。 乳がんは脇の下のリンパに転移することが多いため、より発見率を上げることができます。
今回は、自分のおっぱいをマンモグラフィで挟むことで、どの程度痛いか、2方向からの検査の意味などを実感することができました。
マンモグラフィ検査は乳がんの早期発見にとても有効です。 定期的に乳がん検診を受けましょう!
なお、男性でも生涯を通じて1000人に1人が乳がんに罹患すると言われています。(その場合はマンモグラフィで発見されるわけでは無いのですが……)